私達の個々の魅了は外見だけでないようにオリーブオイルの魅力は、見た目やボトルのデザインではありません。「味わい」が個々の魅了を作り出すのです。
それではどのようにして、オリーブオイルの味わいをテイスティングすることができるのでしょうか。
オリーブオイルのテイスティングはとてもロマンチックです。味わいと香りを中心に全ての感覚を研ぎ澄まさせ、そのオリーブオイルを自分自身で感じるのです。
そうすることで、オリーブオイルの味わいと香りに集中することができます。あなたの記憶にある様々な味や香りとリンクさせることにより、そのオリーブオイルが何を表現しようとしているかを理解することができるのです。
オリーブオイルテイスティングをするにあたって必要なもの
- オリーブオイルの色で味わいが惑わされないよう、通常は透明なガラスを使わず、不透明なグラス(紺色など)を使用します。
- 心地の良い環境でかつ集中ができる環境で行なってください。香りや味わいはとても繊細ですので、少し大袈裟かもしれませんが真剣に行わなくてはなりません。
- そしてテイスティングに慣れることが一番大切なことかもしれません。色々なオリーブオイルをテイスティングすることで、繊細な違いにも気付けるようになります。
オリーブオイルのテイスティング時のNG事項は?
- 香りすぎること
- テイスティング前に喫煙すること
- テイスティング前に食事を取ること
- 体調が優れない時は、香りが感じにくい可能性もありますので、別の日にテイスティングを行うことをお勧めします。
- 休憩せずに色々なオリーブオイルを試飲することはお勧めできません。立て続けに試飲することで、感覚疲労が起こります。休憩する際は、鼻呼吸を繰り返し行うよう意識してください。
テイスティングステップ
小さなグラスに、少量のオリーブオイルを注ぎ、蓋をします。蓋がなければ、手で蓋をしてみてください。
ブランデーをテイスティングするときのように、手の温もりをグラスに伝えながらゆっくりグラスを回してください。テイスティングする時のオリーブオイルの適温は28℃前後です。
適温になってから、蓋を取り、香りを楽しんでください。まずはこの香りがあなたの好みなのかを確かめてみましょう。
香りを感じると、『野菜?果物?の香りがするような?』『フレッシュフルーツや完熟したフルーツの香りがする?』
色々と考えているとあっという間に30秒が過ぎます。ここで初めてゆっくりとオリーブオイルを少しだけ、口に含んでください。テイスティングですので、素早く飲み込む必要はありません。口の中で味わいをゆっくり楽しみ、今までに蓄積された味と香りの記憶を辿り、オリーブオイルが私たちに伝えようとしている味わいや香りを感じてあげましょう。最初の数秒間に感じる、口の上部分で感じる感覚にも着目してみてください。
最初の数秒間に感じる、口の上部分で感じる感覚にも着目してみてください。
オイルテイスティングをするにあたり、香り、濃度、甘さ、渋み、ピリッとしたスパイシーさ、バランス、味わい、味の変化などに注目してみてください。違ったオリーブオイルをテイスティングする際は、お水やスパークリングウォーターやリンゴなどで1度お口の中をリフレッシュさせてください。
そしてテイスティングとテイスティングの間お水・炭酸水などを飲みながら休憩をとり、時にはリンゴを食べ、感覚をリフレッシュさせてください。
是非このOh!ステップを参考にテイスティングを行なってみてください。

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