
The Green Gold Olive Oil Company はスペインのハエン県にあるD.O.シエラ・デ・セグラでエキストラバージンオリーブオイルのみを生産する会社です。
ではD.O.シエラ・デ・セグラの厳しい基準とはどういうものなのでしょうか。以下にまとめてみました。
ハエン県とは?
スペインのアンダルシア地方は観光などでもよく耳にする地名ではないでしょうか。ハエン県はアンダルシア地方に位置します。そして、そのハエン県の中にはたくさんのD.O.原産地呼称があり、D.O.シエラ・デ・セグラはその中の1つです。
D.O原産地呼称とは?
まだ日本では浸透しきれていませんが。簡単にいいますと・・・。
シャンパンを例にするとわかりやすいかもしれません。スパークリングワインは、泡が入ったワインのことを指しますが、シャンパンはシャンパン地方でできたものに限られます。またシャンパンと呼ばれるためには、厳しい基準をクリアしなくてはなりません。このように、ヨーロッパにはたくさんのD.O.があります。様々な食品そして地方によって、厳しい基準が設けられているのです。最近日本でもこのような取り組みをしている自治体や団体もあります。商品の品質や特性を保護するためにも大事な取り組みなのです。また農家や畜産家の商品に対する愛情と努力の証ともいえるかもしれません。後程ご紹介しますが、D.O.シエラ・デ・セグラに認められた商品には、それを証明するシールがついています。
- オリーブの品種はピクアル種であること。かつ樹齢は75年から100年のものを使用すること。
- オリーブ畑は自然公園内に位置してなくてはならない。
- その中でも標高の高い位置にオリーブ畑のみが認定されます。 製造されるエキストラバージンオリーブオイルは、黄緑色でフルーツやフレッシュハーブを連想させる香りがあること。味わいは苦さと辛さを備えていることが認定の基準となります。
- 酸度が0,5º 以下の最高品質のエキストラバージンオリーブオイルでなくてはならない。
1996年D.O.原産地呼称としてD.O.シエラ・デ・セグラがEUによって認められました。これは、EU原産地呼称保護機構が行っている最高ランクの格付けです。
D.O. シエラ・デ・セグラで作られるエキストラバージンオリーブオイル
もちろん私達の2つのOh!オリーブ畑はD.O.シエラ・デ・セグラ内にあります。永遠に続くきれいなOh!オリーブ畑は清潔に保たれ、美味しいOh!オリーブオイルを皆様にお届け致します。
ご紹介したお写真からもわかるようにThe Green Gold Oil Companyの搾油工場はオルノスデセグラの町にあります。アンダルシア州最大のオリーブ畑に囲まれた風景は、一度目にすると忘れられない景色と言えるでしょう。
オレオツーリズモとは? 近年日本でもよく耳にするようになった、エコツーリズムやブルーツーリズム。オレオツーリズモはオリーブを通してオリーブをよく知っていただき、楽しんでいたくことができる旅のことを指します。 今後シエラ・デ・セグラにおける、オレオツーリズモに関するお知らせを更新していく予定ですので、お楽しみに!
エキストラバージンオリーブオイルD.O.原産地呼称に関する表示について
D.O.原産地呼称シエラ・デ・セグラには2種類のラベルがあります。 1つは、一般的にシエラ・デ・セグラで製造され、基準に合格したもの。もう1つは早摘みを認定するもの、の2つです。
Oh!オリーブオイルシリーズのOh!アーリーハーベストとOh!ファミリーセレクションの写真をみると、ボトルネックについているD.Oシエラ・デ・セグラのラベルに違いがあるのがお分かりいただけますでしょうか。こちらのラベルは、デザインが新しくなる前のものになります。以下のお写真はラベルのみの写真ですが、シンボルであるリスが印象的です。

シンボルのリスを残して、モダンなデザインになりました。D.Oシエラ・デ・セグラの商品はOh!オリーブオイルシリーズ以外にも他社から販売されています。日本の市場にはどれほどあるのかは、把握しきれていませんがもし見かけたら、私達を思い出してみてくださいね!